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家のセカンドオピニオン

お家の新築工事について、お客様がお願いしている工務店さんやハウスメーカーさん以外の「専門の会社」に、セカンドオピニオンとして、「工事内容の確認」依頼が増えています。当社でも複数の問い合わせや依頼がありますので少しご紹介します。

住宅診断(ホームインスペクション)は、一般的には既存の住宅になります。また、新築に関してはお引き渡し前や内覧時にもご利用いただいています。

それとは別に、「工事内容の確認」として新築工事の進捗に合せた、それぞれの工程毎の工事内容のチェックを実際現場でおこなっています。第三者的な立場なので、通常元請けとして行う現場管理のような密な検査ではありませんが、同じ様な内容で行っています。

お客様の意識の高さに驚きます。ま、でも一生に一度の一番高い買い物ですから正直正解です❗聞くと「念のため。とか、一応~。とか」言われますが、「かっこいいな~」って思います。

あとは、セカンドオピニオンをお願いできる「専門の会社」とは、どういう会社なのかを少し書きたいと思います。

(参考までに。という事で)

ホームインスペクションとは住宅という、お客様の住まいである、私からすると「現場を見る」ことを言います。

「現場の事」は、「現場監督にしか分かりません」と、いきなりですが。

なんでかと言うと、一般的に言われる設計士≑一級建築士や、その道のプロである職人はその分野だけ。だからです。

また、間違いがちな例では一級建築士を持っている。だけや、ハウスメーカーの経験者。なんかも絶対のNGです。

なんで、こんな事が言えるのかというと詳細は伏せますが30年も建築に携わっていると【業界の構造自体を知っているからです❗】

今も昔も変わりませんが別角度から言うと、大手出身や、ビルダー、何百棟も現場を見てきた経験があると自負している様な「現場監督のプロ」であっても、「インスペクションのプロでは無いです」 

ちょっとした事で。とか、とりあえず今の住まいを専門の方に見てもらいたい。や、何か意見が欲しいと思っているような場合は別ですが、「ちゃんと家を見てもらいたい!」と思っている場合は、上記にあげた様な事を少し気にした方が良いかなと思います。

住まいについての「なぜ、その様な事になったのか」など様々な不具合や事象が分かるホームインスペクター。新築も既存の住宅の事も分かるインスペクターと言ってもいい様な人とは、

「ずっと現場で、職人達と共に、苦楽を共にし、それこそ現場監督であろうと職人達と同じ様な作業をして、1棟1現場1工程1職種ごと、その瞬間、全てに真剣に向合い、現場管理だけでなく図面書きや雑用からお金の管理まで又、住宅だけでなくマンションや工場・公共建物など様々な経験をした現場監督だけです」と言えます。

それと、「そこで培われてきた洞察力」また、個人的な事でいうならば「勘や嗅覚。当時の時代背景を思い浮かべられる力」も当てはまります。

一般的には、住宅診断でお客様のお宅を訪れる時間は限られています。短時間で不具合の発見や原因を見つけるまでとなると、至難の業といえます。原因の追及までとはいかなくても、少なくとも前記であげたような【圧倒的な経験や現場力】がないとインスペクションはできません。

長くなりましたが最後に、少し乱暴な表現となってしまいましたが、お客様達の参考になれば幸いです。