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家のセカンドオピニオン

表題の通りセカンドオピニオンは、お客様に代わり新築のお家が設計図書通りに施工されているかのチェックに特化します。

お引き渡し前後の最終チェックは、インスペクションと≑に近いため別々に依頼するよりも経済的であり、より細かい所までチェックしますので、時間は掛かります。

可能な限り見ていきますので、うっかりミスも発見できたりします。ドアの蝶番を留め付けるビスが1本抜けていました。よくあるのがサッシのビスです。ビスの種類が統一していなかったり、浮いていたりと、たかがビス1本ですが金属どおしの相性が悪いと電食がおこり腐食しますので注意ポイントです。

床下収納庫の枠が歪んでいました。枠を床材に留め付ける際の力加減で変わったりしますので直すのは簡単です。そもそもの床材が不均一に切っていた場合は調整が難しくなりますが、パッキンなど緩衝材で微調整できます。が、検査に集中します💦

単純に漆喰の塗り忘れです。という様な、うっかりも多いです。下地が石膏ボードでしたので一般的な下処理で十分ですが、下地にベニヤなど木材を使用していた場合は注意です。アク止めの下処理や仕上げの色に合わせた塗装下処理をおこなわないと、白い漆喰を塗った後に赤く染み出てきてしまいますので要観察ですね。

塗装にムラを確認できました。私も無垢材の扉に塗装したり、流木を取手に使用したりと自作したりしますが、やっぱり下処理は大切ですね。

床材の節が欠けていました。素足の場合は危険です。施工する側も床を張る際は吟味して使用していると思われますが、こんな場合はパテなどで補修した方が良いですね。

お客様に代わり、施工店とは別に検査しています。より多くの人が検査に関わることで発見できる事も多くなります。是非一度、セカンドオピニオンをご活用ください。