2024.07.09
家のセカンドオピニオン
新築住宅の屋根の調査に行って来ました。通常であれば、その現場の監督さんが確認し終了~となりますが、それとは別にお客様からのご依頼でした。
まずは、ぱっと見で下葺き材のルーフィングが一様に張ってあるな。という印象でしたが、一列だけ色が変わっていましたので担当の監督に後日聞いた所、在庫品をこの現場で使用し新品と混ざってしまったとの事。(やはり新築なので、その現場専用に揃えて欲しいものです。)
あとは、このたるんだ様に見えるルーフィングですね。多少は仕方ないと思いますが、これは本当にアウトです。ルーフィングはアスファルトを含んでいるので、月日が経つにつれ溶けて屋根面全体的に一様に一体となり防水効果を発揮しますが、シワがあると一様にはならずに隙間が出来てしまいます。。。
ルーフィング左右の重なりや、雨水の流れ方向の重なりをスケールを使い計測し、写真で残しておきます。
壁際の立上り高さも測ります。基本的にルーフィングの重なり寸法は、左右200㎜・上下100㎜・壁際250㎜・棟から両側に250㎜かつ二重・屋根の谷部も左右に250㎜各々以上として、会社により基準が多少違います。
新築でもリフォームでも、ある程度はちゃんと施工して欲しいものです。(個人的には、もしこのような事を発見したら即自分で直してしまいます。第三者の立場での検査なので、手出しはしませんが💦直したいですね~)