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住宅診断へ11/4

今日は午前午後と2件のお宅へ、住宅診断に行ってきました。そのうち1件を投稿させていただきます。

【1】基礎:内外部とも劣化事象を確認します。幅0.5㎜以上のひび割れ、深さ20㎜以上の欠損、鉄筋の露出やさび汁を伴う欠損など、外部は立上りの配筋調査も行います。

 

【2】土台・床組:内部基礎のひび割れの確認は勿論の事、床下にもぐって給水給湯配管と排水管の漏水有無や、蟻害有無も一緒に確認します。

【5】外壁及び軒裏:外壁材のひび割れ、欠損、浮き、はらみの調査は勿論の事、一番多いのが目地材の劣化です。遠い箇所は双眼鏡を使い又、目視だけでなく直接触り弾性の有無も確認します。状況にもよりますが、早めにご希望される場合、ドローンを飛ばしての空撮にも対応しています。基本、屋根に登る事はしないのでドローンは重宝します。

【9】小屋組:普段なかなか目にしない、小屋裏にもぐり雨漏りの有無や、断熱材の施工状況、配線配管の状況、獣害の有無など念入りに調査します。

 

その他に、床や壁、柱の傾斜も20カ所以上計測し記録を残します。比較的新しい住宅でも、計測してみると6/1.000以上の傾きは結構あるものです。調査項目は全部で24項目あり、写真の報告書を含めると30ページ程になります。

今住んでいる住宅の現状を知る。という意味でも、思いもよらぬ情報が手に入るかもしれないので、是非一度、住宅診断をお試し下さい。