お知らせ&ブログ News&Blog

ホームインスペクションって?検査?

「よく分からないし」「うちは関係ないでしょ」「そんなに古くないから大丈夫」「特に必要ないな」「知らない」など、人それぞれで、考えや思うところがあると思います。

新築であれば第三者機関が。ちゃんとした保険に入っているから。ハウスメーカーが建築しているから。等々 「大丈夫」なんて。ね

新築でも中古でも、その家を手に入れるまでは必ず「検査」というものがあります。

家に携わる、設計者・現場監督・職人さん達。それぞれの道のプロではありますが、「検査」のプロではありません。検査の詳細は省きますが

それぞれの職務を全うするという事は当たり前の話しですが、立場や状況、関係性がどうあれ、それぞれが「法律に則り最低限の事だけ、こなす」が一般的です。

また、各検査に合格した証明があれば安心。というのは、少し誤解があります。

木造住宅でいうと、今でも多くが人による手作業で家を作る事が多いです。人がする事なのでミスや見落とし、うっかり。。。が、必ずといっていいほどあります。

まんべんなく、事細かく管理をしたとしても、縦割り業務の中では、管理者は管理だけで設計者は設計だけ営業マンは営業だけです。

少し細かく例えると、柱を提供しているのは材木屋であり、金物を提供しているのは金物屋です。その人達が「これは、こうだ」と立会いや検査、言及をしている訳ではありません。

それぞれの善し悪しなんてのは、その専門業者しか分からない事もあります。

さて。「ホームインスペクション」でいう、「住宅をみる」とは、「お住まいのコンディションを知る事」であり、新築中でもリフォーム工事でも当てはまります。

と言うのも、依頼者に対して「事象を事実として、ありのまま報告する」であり、忖度や脚色を行わないことが重要と考えるからです。

ご自宅の状況を知る事は、当事者だけに係わらず、関係者や第三者が、大なり小なり何かしらの対策がうてる。という事であり、それはご自身の命やご家族の命、大切なものや人生を守る事に繋がっています。

 

余談ですが、工事をする場合には、いかにその工事全体に、長く・広く・深く 携われるかが、「安心して住める家」につながります。

なにも工事を手伝うとか。そういう事ではなく、それには情報の共有やコミュニケーションがとても大切だと考えます。依頼主も請負業者も一緒です。

また、新築でもリフォームにしても「いい家をつくるんだ」という信念や想いが、日々の言動に表れ、その時代や求められるものに対応でき、柔軟性や日々のアップデートが、良いものにつながっていく。と考えております。

長くなってしまいましたが、Re-Style株式会社では、お客様との出会いやご縁を大切に、これからも頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。