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国の登録有形文化財:改修工事

三鷹市にある国立天文台の中「第一赤道儀室」を改修工事してきました。

まずは、大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天台長様 無人航空機に係る飛行許可をいただきまして 誠にありがとうございました

国立天文台は、日本の天文学の中核を担う研究機関となっていて、第一赤道儀室は2002年に国の登録有形文化財になった建物です。

このドーム内にある望遠鏡は、太陽黒点の観測に活躍したドイツ カールツァイス製のJENAと言って、大変貴重なものとなっています。

と言う事で、今回ドームの回転に不具合が生じたので改修工事&ドローンを飛ばしてきました。

工事内容を簡単に言うと、駆動機構と回転機構の調整と改修になります。外部もちょっとだけ、なるべく目立たないように直しました。

今回のドローン飛行ですが、飛行禁止空域の①空港等周辺には該当しないものとして当初飛ばす予定でした。が、しかし 

この空港の「等」が結構曖昧で、地図で調べた水平表面の一応外に位置する建物で、水平表面の高度45m以下から円錐表面の高度295mまで徐々に上がっていく高度にも、引っかかってはいませんでしたが、プロポに表示される『承認区域』😱 焦りました~

DJIの機体は空港等半径4㎞以内は、プロペラが回らない設定です。一応、範囲外でしたが回りませんでした。『ロック解除』の為、まずはネットワークに接続。職員の方にFree Wi-Fiのパスワードを教えてもらいDJIへログイン。

それから調布飛行場とのやりとり。何回も「しばらくしてから やり直してください」の表示に、「今日はもうダメかもな~」と諦めていました。

午後になり遅い昼食をとってから、「最後にもう一度だけ やってみるか」と気を取り直しアクセスすると、やっと状況が進展するも「承認!?」や「この空域における全責任を負いますか」みたいな要求の嵐!

「全部承認してやるぜー!」と思い、出るわ出るわの表示に全て承認の連打!

このワンチャンスに全てをかけ1回だけ飛ばしました!

工事がメインなんで、そう何回も飛ばすチャンスはないんですよね~いつも。なので工事はちゃんと完了し無事検査も合格しました。