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世界遺産 高野山

高野山 真言宗 総本山 金剛峯寺 に行ってきました。仏教である真言宗は、弘法大師 空海によって816年に開かれた世界三大宗教の一つです。

町全体が正に宗教都市ですが、神社とは少し違う雰囲気で神々しい感じではなく、また広く整備されていてとても綺麗で落ち着き、長い時間過ごしたいと思うような親しみも感じる場所です。

訪れるのは今回で2回目です。去年は近くの現場で天文台の工事をしていて、今回はメンテナンスで来ていました。

  

正門(せいもん)をくぐり、すぐ金剛峯寺(こんごうぶじ)があります。屋根が檜の皮なので、火災が発生したときに燃えないよう屋根には雨水を溜める天水桶が見えます。

  

根本大塔(こんぽんだいとう)は中に入ることができ撮影は禁止ですが、大日如来様が鎮座されぐるっと一周見れます。お焼香を焚き椅子に座ること15分。いいですね~

お隣の御影堂(みえどう)は、この高野山で最重要聖域らしく限られた方しか堂内に入ることは許されませんでしたが、近年になって旧暦3月21日に執行される「旧正御影供」の前夜、御逮夜法会(おたいやほうえ)の後に、外陣への一般参拝が許されるようになったそうです。

  

西塔(さいとう)は、大塔と二基一対として建立されたそうです。

仏教になぜ鳥居?と思いましたが、奥には山王院(さんのういん)があり弘法大師は神々を深く崇拝していることから建立されたそうです。また、その奥には御社(みやしろ)があり地主神である、丹生明神(にうみょうじん)と高野明神が祀られています。高野山の守護神ですね~ 空気が澄んでいて落ち着きます。

  

金堂(こんどう)は、平安時代から高野山の総本堂として年中行事の大半が行われる重要な建物です。 7度目の再建で、現在の建物は昭和7年(1932年)に完成したようです。 入母屋造りで見た目では分かりませんが、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)です。  関西近代建築の父といわれる武田五一博士の設計。 

大きな竪樋が立派で、近寄ってじっと見てしまいましたが補修の仕方が粗く「正直これはないなー」と思ってしまいました💦 ん~ ちょっとこれは許し難い! インバウンドで外国人観光客もたくさん訪れていましたので、ちゃんと直して欲しいもんです。

次回は、弘法大師さまが御入定されている聖地「奥之院(おくのいん)」 約2キロの道のりにチャレンジしたいと思います😊