2022.09.18
住宅診断をしてみないと分からない事も
普段目にしていない所なので、なかなか気がつかない場所ですが今まで実際にあった事象をあげてみます。
例えば以前、屋根裏から何かガサガサ音がしていた事があったそうですが、しばらくして音が無くなったとの事で住宅診断をさせていただきました。
屋根裏は問題ありませんでしたが、一応お客様に了解をもらいベランダから脚立を使い屋根に登らせていただいたところ、屋根瓦が浮いていたので軽く持ち上げた所中には鳥の巣がありました。
幸いにも巣立った後の様子だったので鳥はいませんでしたが、確認できて良かった所です。
同じく屋根のコロニアルですが、塗装などの予定は無いという事でしたが念のため見させていただいた所、棟の板金を留めている釘が無い箇所がほとんどで後日、ステンレス製のビスで留めさせていただきました。
外壁の穴はエアコンの配管跡で、移動されたあとキャップをし忘れたと推測しました。
霧除け庇の上なので気付きにくい箇所ですよね。
床下の状況は建てた当時のままでしたが一部、鉄筋が剥き出し錆びている箇所を発見しました。
後に防錆材で応急処置をしました。他には、小屋裏の羽子板ボルトを締め付けているナットが浮いているのが見て分かります。
一通り可能な範囲で見させていただきましたが、かなりの箇所で同様な事象を確認できました。建物はバランスで地震などの揺れに対応していますが、それなりの対応は必要だと考えられます。
Re-Style 株式会社では、お客様とお住まいの事を考え想い、目に見えない隠れてしまっている所も可能な限り調査しております。