2022.09.30
社名の由来
法人成りする前、実は「環 境 省」とコンタクトをとっていた事がありました。循環型社会のライフスタイルを「Re-Style」として提唱して、その活動や取組の浸透を呼びかけ、
「限りある資源の大切さ」を多くの皆様に知ってもらうため、「建築的には何が出来るのか」と。
名刺にも、そのデザインロゴを使用させていただいていました。身近にできる事は、
「 リデュース(ごみの発生抑制) 」…積算をしっかりする。誤発注をなくす。分割的な段階発注をする。
「 リユース(再使用) 」…余った物をDIYやちょっとしたリフォームで再利用する。
「 リサイクル(再生利用) 」…外壁に使用するサイディング材なんかは、一部使用したりしています。
建設現場では大量の産業廃棄物が出るため、分別は進んできているもの実際には減ってきている訳ではありません。各種メーカーも余分なものを出さない取組みはしていますが、一般的には少し高くなるため、現実的には普及はしません。
建築物や構造物、その空間やその居場所は一つ一つ違うため、建築的な作業をする場合、その場にあわせた選択をする必要があり建築的に考えると、しっかり管理するにしてもリデュースには限界を感じています。
例えば、現実的に考えると、リサイクルなんかは、メーカーなど大きな組織に任せ、私達が少しでも貢献できるのではないかと思う一つが、リユースです。
今回当社の事務所を「 DIY 」で作り、ブログで少し紹介させていただいたものにおいて、下地材から仕上材までのほとんどが、「 現場で余ったもの 」を使いました。
通常現場では工事を完成させるため、ものが足りないと当然ですが終わらないので、必ず余分に発注します。部品など小さいものは個別に発注できますが、だいたいのものが大きな単位での発注になってしまい、余った物はゴミです。。。
使えそうなものは在庫として、一時的に保管などをしていますが、実際には使わない事が多く最終的にはゴミになってしまいます。。。
各現場であまったもの、端材や使えそうなもの、中途半端に使ったけど切ったりなどして、ある程度に揃えたもの等々。できそうな事はたくさんあります。
一度はゴミになりかけたものを集めると、今回のようなDIYもできたりします。個人的にや現場レベル、会社レベルで考えても、まだまだ意識が低いような現状があります。
日常生活の中や建築的な事に触れていくうえで、「 ちょっとした意識 」があるだけでも「 少しづつは変わっていく 」のではないかと思います。
社会情勢や多種多様な生き方、それぞれのライフスタイルが変化する現代において、実現していく事は難しいですが、
私達は「住宅診断や耐震診断を通して」、
これからも循環型社会のライフスタイル「Re-Style」
を、はじめていただけるような情報をお届けしていきたいと思っております。